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ばななんぼうの部屋

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ガリレオの苦悩 / 東野圭吾

ガリレオの苦悩 / 東野圭吾_c0150825_19413449.jpgガリレオシリーズ、短編集の『ガリレオの苦悩』と長編の『聖女の救済』の2作が同時にリリースされました。まずは短編集の方を~☆

パワーアップしてる感じ!!

やっぱおもしろいね☆




今回のシリーズから、内海刑事が登場します。そう、ドラマや映画で柴咲コウが演じていた、若い女刑事です。いやぁ、読んでるとそのキャラがドラマでも柴咲コウさんのイメージそのまんまなんだな。頭の中で映像化(笑)

これは、5編の短編からなっていますが、かなり面白いです。前作よりも、人間の心模様の描写も多くなったかな。
『容疑者Xの献身』以来、もう草薙たち警察には協力しないと心に決めていた湯川ですが、新人刑事、内海の登場により…

第4章『指標す』で、「あの手の母娘を見ると、冷静な判断がしにくいんだ。」「あの手の母娘って?(草薙)」「健気に生きている二人暮らしの母娘だ。」という湯川の台詞があるんだけど、やっぱり『容疑者-』の事件は彼の心に大きな影響を与えていますねぇ。

『ガリレオの苦悩』っていうタイトルだけあって、それぞれの話で、湯川の揺れ動く心理にぐぐって引き込まれていく感じ。最終話の『攪乱す』では、湯川と「悪魔の手」を名乗る男の対決にハラハラ。

はうぅー。いっきに読んじゃいました。
次は長編の方へ…コチラも楽しみ~~。
by bananan_bou | 2008-11-14 19:58 | 読書 | Comments(4)
Commented by lazyMiki at 2008-11-14 21:18
これって映画の原作・・・というか、映画のノベライズ版だったですか?
東野さんの本もまた読みたいのですが、何しろ多作なうえに、最近作はことごとく話題作なので、どれから読もうか(というか、正確には図書館に予約をいれようか)迷ってしまいます。
読みたい本がないのと比べたら、嬉しい悩みなんだけど。
Commented by bananan_bou at 2008-11-14 22:26
Mikiさん、こんばんはー☆
この短編集の、第1章『落下る(おちる)』と第2章『操縦る(あやつる)』は、映画『容疑者Xの献身』の公開日に、テレビで放送された「ガリレオΦ」の原作です。テレビの例のごとく、かなりアレンジされてますが。で、第4章の『指標す(しめす)』は書き下ろしのほんとに最新作らしいです。

僕も読みたい本が多くて、今日も仕事帰りに本屋寄っちゃいました…(笑)
Commented by lazyMiki at 2009-02-20 22:30
読んだので、今日感想UPしました。
トラバもさせてもらいました~。
東野圭吾さんって、さすがに作品がもう次々映像化されている作家さんだけあって、TVや映画との関係というか、ある意味コラボというか、自由自在な感じですね。
湯川学のイメージにしたって、TVで福山雅治さんがキャスティングされると、小説中の彼の姿も、何だかそれに合わせてオシャレな感じに変わっていってますよね。
よく、小説と映画は別のもの、みたいなスタンスの作家さんもいて、それはそれで良いと思うけど、こういう如才ないスタイルっていうのも、読者としては楽しめますね。
Commented by bananan_bou at 2009-02-21 19:02
Mikiさん、こんばんは~☆
わりと早く順番が来たのですね~。
そうそう、湯川さん、すっかり福山雅治のイメージですね。
しかもすごくしっくりはまってるような気がします。
内海薫の柴咲コウも(笑)

TBありがとうございます。
僕ももらいにうかがいますねー。