ガリレオシリーズ、短編集の『ガリレオの苦悩』と長編の『聖女の救済』の2作が同時にリリースされました。まずは短編集の方を~☆
パワーアップしてる感じ!!
やっぱおもしろいね☆
今回のシリーズから、内海刑事が登場します。そう、ドラマや映画で柴咲コウが演じていた、若い女刑事です。いやぁ、読んでるとそのキャラがドラマでも柴咲コウさんのイメージそのまんまなんだな。頭の中で映像化(笑)
これは、5編の短編からなっていますが、かなり面白いです。前作よりも、人間の心模様の描写も多くなったかな。
『容疑者Xの献身』以来、もう草薙たち警察には協力しないと心に決めていた湯川ですが、新人刑事、内海の登場により…
第4章『指標す』で、「あの手の母娘を見ると、冷静な判断がしにくいんだ。」「あの手の母娘って?(草薙)」「健気に生きている二人暮らしの母娘だ。」という湯川の台詞があるんだけど、やっぱり『容疑者-』の事件は彼の心に大きな影響を与えていますねぇ。
『ガリレオの苦悩』っていうタイトルだけあって、それぞれの話で、湯川の揺れ動く心理にぐぐって引き込まれていく感じ。最終話の『攪乱す』では、湯川と「悪魔の手」を名乗る男の対決にハラハラ。
はうぅー。いっきに読んじゃいました。
次は長編の方へ…コチラも楽しみ~~。